旅の道連れ:姉川新之輔
新年あけましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます

 私は『五重塔』で、血気盛んな若い大工清吉に大怪我をさせられた のっそり十兵衛の治療に来る医者道益と、完成した五重塔の落成式に木遣りを披露する鳶として参列しております。
 お客様が涙を拭いていらっしゃる姿が目に入ると、その姿に私も胸を熱くして勤めております。大好評のうちに千穐楽が近づいて参りました。
 どうぞ南座へ!
 二月には大阪国立文楽劇場公演『さぶ』に出演いたします。



 さて植物栽培が趣味の私は一本のイチョウの木の盆栽を持って、昨年暮れ名古屋から九州各地での『大石内蔵助―おれの足音―』二月間、一緒に旅をしておりました。
 今回の初春公演にも持参し、南座の屋上に置いて、水を遣りながら毎日話しかけております。
中国から渡来した公孫樹

 実はこの公孫樹、三年前の『天平の甍』訪中公演で鑑真和上のふるさと揚州大明寺に行った時、境内で拾った銀杏が芽を出したものなのです。
 五つ拾ったうち二つだけが芽を出し、庭に植えたもう一本は子供ほどの背丈に育ちました。枯らさないよういっしょに旅を続けております。


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【2007/01/19 04:57】 | 公演だより | トラックバック(0) | コメント(121) | page top↑
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