宗五郎の背中:松永鉄九郎

 「魚屋宗五郎」の舞台師をさせていただいています。
鉄九郎笑う

  簡単に言うと、下手の黒御簾の中の(唄・三味線・囃子)責任者(のようなもの)です。

 三味線弾いてます。

 
三味線三昧


 黒御簾音楽の中で、「魚屋宗五郎」は、特別な演目です。
これほど、役者さんの息になって弾く三味線はないかも知れません。
ですから、毎回、ある種の緊張感と高揚感が伴います。

 しかも、前進座の「魚屋宗五郎」の三味線は、とても高度なテクニックと精神力が必要とされます。
 翫右衛門丈、梅之助丈の舞台師を勤めてこられた杵屋佐之忠師匠が、完璧に作り上げてこられた作品だからです。

 それを、やらせていただくチャンスに出会ったことは、とてもとても光栄なことなのです。

三味線方トリオ:左から忠史朗・鉄九郎・佐助

 もちろん、僕の力だけでは到底できるものではありません。
 忠史朗くん、佐助くんという仲間がワキ・三枚目を固めてくれています。
 この三人で、千秋楽まで突っ走っていく所存でございます。
三人で突っ走ります!!


 あ、お唄の方たちの名前も言っておかねばいけませんね。
 佐之隆さん、勝彦さん、勝六三さんです。
 あと、お囃子さんもいますよ。



 宗五郎がドンドンお酒を飲んで、最後は外に飛び出します。
 花道の引っ込みですね。

 あのとき、僕からは、宗五郎の背中が見えます。
見得をきるまでのわずかな時間に、僕の胸は熱くなります。
 宗五郎のさまざまな気持ちや思いが、背中からドーンとくるのです。
やる時ぁやります

 良い経験をさせていただいています。


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【2007/01/23 02:41】 | 公演だより | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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