お正月も早いもので、もう25日。京都南座初春公演の、本日目出度く千穐楽でございます。全国のお客様のお蔭をもちまして、無事に迎えることができました。本当にありがとうございました。

「五重塔」は、作事場が良かったので、みんなの力が合わさって塔が建つ、という作品のテーマが良く出ていた、木遣りの声がきれいに出ていて良かった、など、うれしいご感想をいただきました。 15万人以上が職人さん、と言われる京都でこの芝居が出来た幸せを噛みしめてます。
これから能登は中島町へ行き、そこの演劇堂で三日間「五重塔」だけ公演します。
そのあと能登演劇堂での歌舞伎教室、美濃加茂・名古屋でも歌舞伎教室をご覧頂いて、来月1日、東京へ帰ります。未来のお客様になって頂く小中学生の皆さんにも観て頂くんです。 今年も京都公演、幸先が良かった。この一年、いい年になりそうです。どうぞよろしくお願い致します。

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全国に降りていない駅はないと言うほど津々浦々を巡っていた頃、 農村で後片付けをしていると、一人のおばあさんが、 今度来るまでそれを楽しみに生きているからまた来ておくれ、 と手を握ってくれました。
現在でも、南座初春を励みにリハビリをなさったということを耳にします。ありがたいことです。
こうした一人ひとりのお客様に支えられての創立七十五周年も、あと四ヶ月すれば、七十六周年を迎えることになります。
劇団の一人ひとりが、足りないところを点検、克服して、八十周年には本当に喜んでいただける前進座になるべく、精進を重ねて参ります。
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