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さく:高柳育子


クローゼットの中の別世界

押入れの中はまっ暗です。

ふすまのむこうから
ゴロゴロという音と一緒にイナビカリが差し込むと、
三人の人間が小さくなっているのが見えてきました。

 突然ふすまを開けると、日本髪の女がエイっと飛び出していきました。
押入れの隅に取り残されたのは、真っ黒の衣を着た女と、前髪を結った男の子の二人。

 すさまじい雷鳴が響いたその時、黒い女が思い切って子どもの背中を叩きました。男の子は弾かれたように押入れから飛び出しました。
 黒ずくめの女の人はホッとしたように又うずくまりました。
押入れの中

 『五重塔』“嵐の十兵衛の場”には、たいせつなものが二つあります。
 一つは押入れで、もう一つはキッカケです。




 『五重塔』ご覧頂きましたでしょうか?
 日本髪の女は十兵衛の女房お浪役の浜名実貴さん。子どもは、息子「猪之松」役の子役さんです。
芸者チーフ


 かくいう私、高柳育子は、「付け馬の女」「三味線芸者」を早変わり(?)にて相勤めました後、子役係として黒衣姿で十兵衛さん宅の押し入れに潜んでおります。最初のうちこそ、やれ動くな、だの、飛び出せ!だのとコソコソうるさく背後からしった激励していましたが、今は安心して物思いに…イヤイヤ任務に付いております。

 今回の南座公演には猪之松役の二人(ダブルキャスト)、魚屋宗五郎の「酒屋の丁稚」役の二人、計四人の子役さんが出演しています。大人でもキツイ昼夜二回公演を、楽屋でお勉強しながら頑張る四人の演技を、是非ご覧いただけますよう、押し入れの中からお願いいたします。m(_ _)m


 『おしいれのぼうけん』は、大好きだった古田足日さんの名作童話。題名をお借りしました。
渡邊亮二:押入れの中ではこんな状態です   三浦大希と付け馬の女


 担当の日録KIHACHISTYLE
新門辰五郎・毛抜と京都

 『さぶ』では、これまでプロローグ―さぶ、栄二、おのぶの出会いーを大人の役者が演じていましたが、今回初めて子役さん起用となります。
 二月には小笠原ひかるちゃん、石田貴士くん、加藤雄斗くん三人の子役さんが活躍します。




 さて、京都は史跡の宝庫。一寸歩けば記念碑に当たります。
平安と幕末、源平と信長・秀吉の跡が隣り合っている不思議な街。
五月国立劇場で上演する『毛抜』も『新門辰五郎』もこの京都が舞台。
 辰五郎が従った徳川慶喜さんの二条城と、小野小町の雨乞い和歌を浮かべようという神泉苑は二条の通りを挟んでお向かいです。
 二条城   神泉苑の池


 これから南座にいらっしゃる皆様、ちょっと足を伸ばせば五月国立劇場が二倍楽しめますよ。
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【2007/01/18 03:32】 | 公演だより | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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